黄金色の波紋

それは黄金色をした音
波紋のようにゆっくりと広がる光が
地平線の彼方まで響き渡る

そこに言葉はなく
これっぽっちの知性もいらない

暖炉のようなやわらかな温もりが
光へ向かう昆虫たちのように
心の奥底の絶望さえも
幻想に変わる

小麦畑に吹く風のように
ひとつひとつの稲穂が
黄金の絨毯になってダンスをする

 

インディゴの雫より

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